こんにちは。
アルトゥール・キシェンコです。
↑アルトゥール・キシェンコ
すみません間違えました。私です。
2019年の大みそかも田中恒成や井岡一翔のボクシング世界戦、
そしてRIZIN.20と格闘技イベントが盛り上がりました。
その中から元キックボクサーのリーマン目線で、
那須川天心 vs 江幡塁について書いてみようと思います。
今や格闘技ファンならずとも多くの人が知る神童・那須川天心と、
新日本キックやKNOCK OUTを中心に戦い、対日本人無敗の江幡塁の対決でしたが、結果は那須川天心の圧勝のようにも見えました。
いやー。
天心マジ強いっすわ。
スピード・タイミング・パワーどれも桁違いにレベルが高いです。
かと言って江幡が弱いわけではなく、
江幡も果敢に勝ちに行ったからこそ、1RKOという結果になったのかと思います。
倒されないように距離をとって、ディフェンスに重きを置いて戦えばKOされることはなかったかもしれません。
ただ、それではおそらく勝つこともできません。
天心は特にスピードがめちゃくちゃ速いので、距離をとって戦うと出入りのスピードでかなわず、有効打をたくさんもらい負けてしまうでしょう。
少しでも勝つ確率をあげるには、前に出て攻撃を出すしかありません。
そうなると当然、KOされるリスクも高くはなります。
今までで最も天心を追い詰めたのは、2018年のRIZE 125で戦ったロッタンではないでしょうか。
ロッタンのように距離を潰しての乱打戦に持っていくのが、一番勝率の上がる闘い方なのではと思います。
(言うのは簡単ですが、それを実行するにはタフな精神とタフな身体が必要です…。)
神童を相手に距離とってスピードで勝つのは難しいので、
普通の人間が少しでも勝率を上げるには、距離を詰めて戦うということです。
(目的は“KOされない”ことではなく“勝つ”ことなので。)
あと今回はただでさえ超強い天心に、有利な条件が揃っていたかとも思います。
(もちろん試合を受けた江幡はこんなこと言わないと思います。)
肘打ちや組み膝に制限のあるルールとか、体重とか、大会場への場慣れとかですかね。
次やったら江幡も色々修正してくると思うので、リベンジマッチも是非見てみたいですね。
また待望の武尊との試合や、56kgぐらいで武居由樹や江川優生との試合とかも盛り上がりそうです。
個人的には、ムエタイルールでトップクラスのタイ人との試合も見たいです。
色々な対戦カードを考えると楽しみですね。
まぁ、そういうこっちゃ。
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